◆てくてくミラージュツアー◆

◆◆信越に富山は含みますか2008◆◆

※キャラ萌というより物語のバックグラウンド萌の方にオススメのツアー※


人が歩いた形跡を辿り、
急斜面といえば急斜面な坂を上って
ようやく本丸へ。
さっきの看板からそう大して距離はないですが、
靴はちゃんと運動靴を履いてきて正解です。
粘土質っぽいぬめる地面なのと、
岩みたいな赤い地盤がむきだしになっていて
滑る人は滑ります。(滑った人=自分)

上りきった場所はちいさなあずまやが建っていて、
涼しい風が「鮫ヶ尾城」の旗を翻していました。
眼下にふもとの風景が広がります。
春日山は木で見えなかったけど、
恐らく数百年前、ここで空を焦がした煙は
あちらから見えていただろうと思われます。
そこで一つの時代の終わりを感じた人もいただろう。
確かにここで消えた『歴史の可能性』がある、
という感慨に浸れる場所でした。


しかしミラージュ読んで約20年(※四捨五入で)
ここに来る日がくるとは思わなかった


掘切の跡を道にするのはやめたほうがいいと思う
(本来、障害なんでは……)
でも城跡はよく掘の跡が道になってますね

写真を撮るのが躊躇われてただ眺めるだけでしたが、
米蔵の後はほんとうに黒焦げのお米が落ちていました。
そしてふと首をめぐらすと反対側に深い藪……(左図)
登山だ……これは登山だ! なめちゃだめだ!

翌日のイベントのために頂上へ旗を立てに来た方に、
「さっき道がふたまたに分かれていた場所は
 どちらから降りれば安全か」伺ったところ、
やはり右側は藪に飲まれて道がなくなっているとのこと。
元来た道を戻りつつ、景虎清水も見学。

下山したあとは管理棟の方にお茶をごちそうになりました。
そこで伺うと、
管理棟のある西方面は味方の勢力範囲なので
あまり人工的な遺構はないのですが、
反対側に降りるほうはこの地方の築城の特徴を
よく残しているそうです。
でも今は全て藪の中。

写真を撮らなかったのがたいへんくやまれるのですが、
管理棟のガラスケースでもおにぎりを展示していて、
「かなり貴重なものじゃないんですか?」と尋ねたら
「いや、実は300くらい出土したんです」とのことでした。
はじめは形がなくてあまり話題がなかったのですが、
掘りすすめるうちにちゃんとした形になったものが出て
話題になったそうで(『めざましTV』も取材にきたらしい)
今はここを国指定の史跡にするため頑張っておられるとのこと、
影ながら応援したいと思います。

行こう、あの海へ篇